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【実験14】 断線したスピーカーを復活させられないか?(PART1)
<貧乏企画、第何弾?>

シンバルといい、サイレントボックスといい、、読み返すと何だか「貧乏企画」という名前がピッタリですね。
(もっと景気のいい話はないのでしょうか?)

・・・そんなボヤキは置いといて、、
またまた、貧乏企画です!
はっはっは、まだまだやりますよ。

。。。

断線したスピーカー(正式にはスピーカーユニットでしょうか?)を復活できないか?
ということですが、、
ギターアンプやベースアンプなどで使用しているスピーカーユニットがコイル部で断線して
使えなくなってしまった経験はありますでしょうか?
プレーヤーの方より、同業者様の方のほうがよくあるかと思いますが、、。

見た目は全然問題ないのに、コイルのエナメル線がちょろっと切れただけで、はい おしまい。、、です。
何か悔しい、、。
(普通のスタジオさんだったらスピーカーくらいポンポンって買えますよね、、、ここが貧乏なだけか・・・。)
ん〜、何とか復活できないでしょうか?

結構前から考えていたのですが、ふと思い出し とりあえずやってみることにしました。
壊す覚悟でやったります。



<目標> 断線したスピーカーを復活させ、音が出るのを確認する。
<実験台> 断線したスピーカー  RHODES Suitecase スピーカー SN.016255 1098305
    


1.初期状態の確認



コーン紙など、外観はこれといって壊れている箇所はありません。
(ただ、裏側にドリルで削った後がありますが、今回の実験には影響なし!)


テスターで導通をチェックすると、反応なし。 断線を確認。
(どこかで断線しているはずです。)







2.修理
・スピーカーを分解して断線している箇所を探ります。
・断線部分を発見したら直ちに修理します。


・お買い物

シンナーで接着剤を溶かす。
みたいな事がネットに書いてあり、これだ!
と、思ったのですが、、、
シンナーなど手元にないので、100円SHOPで
シンナーが主成分であろう、除光液を買ってきました。
(おいおい、そんなんで大丈夫か?)
・センターキャップをはずす

除光液をドボドボ・どぼどぼつけましたが、
ビクともしません。。。ガックシ。
ですが、
コーン紙がふやけたので、そこだー!
弱点見つけたとばかり、カッターで切り取ったりました。

(無理やりかい!ふやけたからって、あんた、、、)
 →   → 



・裏を分解

裏側のプレート(ヨークっていうの?)をマイナスドライバーでこじ開けます。
磁力と接着剤でガッチリとまってますので、はじめは結構大変かもしれません。
抜くときはコイルを痛めないように気をつけましょう。
(おおー!分解できるんだ。)
・コイルを取り外す

エナメル線を切断してコイルを外します。
接着剤が残っていてため、結構、無理くり外しました。
(またそんなんか。)
 →   →   → 



・断線箇所を修理

コイルを巻き直さないとダメかと思っていましたが、運良く断線は直ぐ根元でした。
半田付けして完了。
(接着剤が残ってるよ)
・戻す

あった場所に戻します。
 →   → 



・中心だし-コイル

コイルの外周に厚紙を均等にいれることで、
コイルを中心にセッティングします。
まわりと当たっているとスピーカーとしてうまく機能しません。振動がコーン紙に伝わらなくなってしまいます。
・接着と半田付け

センターキャップなども接着し、コイルからのエナメル線を半田付けします。
 → 



・接着跡の清掃

磁石面と、プレート(ヨーク)についている接着剤のカスをヤスリできれいにします。
(はじめにやっとけー。)

コイルの接着が乾いたら、
厚紙をとり、削りカスが入らないようにマスキングします。

・ヤスリがけ

はい、こちらもヤスリできれいに。



・プレート(ヨーク?)を元にもどす。

これが一番大変なのではないでしょうか?プレートが磁石によって思うようにおさまりません。中心に接着するのは至難の業です。
しかし、中心にないとコイルがはさまれて全く音が出なくなります。
仕方がないので、中心に固定する為の自具を自作します。、、ナットを接着して作成中。
・接着!

分かりづらいですが、ナットが2段になっていて、ネジを使って下の段は自具をスピーカーに固定。上の段でプレートを中心に固定するよう調整します。


(うまくいくのでしょうか?)



・大失敗!!

ナットの接着が、磁力の力に勝てずボッキボキ折れてしまいました。
、、、残念。

もっと頑丈なものを作らないといけないです。
・再度、自具を作る

今度は金属製のものをつくります。
板厚5mmのアルミの板が余っていたのでそれを使うことにしました。


(これも、とりあえず勘で作っておりますが、、)



・自具完成

これなら頑丈でいいんじゃないでしょうか?
・再度、接着

バッチリです。中心をだすことができました。
挟まっていないかは、コーン紙を軽く押してみると分かります。固定もガッチリなので、接着が乾くまでずれることはなさそうです。



・確認

念のため導通をチェックします。

導通あり、OKです。
・修理完了

とりあえず直ったはずです。
(やっほー)



3.サウンドチェック

それでは、実際に音をだして録音してみましょう。
折角なので、以前実験で作ったアンプを使ってみます。





5.まとめ
せっかくなので、録音しておけばよかったのですが、、、
結果からいうと
失敗です。
予想外の結果に録音する気力が・・・ガックシ。

<実験結果> 失敗
<失敗の理由> サウンドがNG
スピーカーから音はでるようになったのですが、
コイルを接着する際 使用した接着剤が内部の方に入り込み
コイル部が厚くなってしまいました。
スピーカーから音を出すと、その厚くなった部分がまわりと接触。
ビリビリ・バリバリと余計な音(接触ノイズ)をだしてしまいます。

小さな音なら、振動が少なくノイズもないのですが、、スタジオで使用しようとしているものなので
これでは、完璧に
NG(大失敗)です。


今回は失敗でしたが、スピーカーが分解できることは確認できましたし、
コイルを接着する際、接着剤の量に注意すれば 何とかなるかもしれない、ということが分かりました。

自具も完成したので、次回はすんなりいくのではないでしょうか。
近いうちに必ずリベンジしようと思います。





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