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【実験9】 木製ビーターを自作してみる。

実験野郎-自作ネタもこれで3つ目となりました。
今回は木製ビーターを自作してみようと思います。

1回試してみるためだけに、わざわざ買う人は少ないのではないでしょうか?
試してみても「やっぱり気に入らない」ということもあるわけで、、、
実際に使用してみる機会はなかなか少ないような気がします。


という訳で、今回は「木製ビーターはどんな音になるのかフェルトビーターと聞き比べてみよう。
という実験です。
(木製ビーターに興味がある、購入を考えている、方への参考になれば幸いです。はい。)

ただ、「ヘッドが傷みやすい」と、スタジオによっては敬遠されますので、ご使用は自己責任でお願いします。



1.使用するビーター

はじめに、ビーターとはペダルについてるバスドラのヘッドを直接叩く
これ↓(写真参照)です。
木製に改造して録音 フェルトビーターの音を録音


2.木製ビーターを作製

<角材を適当な大きさに切る>

・のこぎりでギコギコ。
<ドリルで穴あけ>

・ビーターの棒を入れる穴をあけます。
 (穴が斜めにならないように慎重に。)
<形を整える>

・ヤスリで形を整えます。
(丸くする必要はないんですが、、)
<ニスを塗る>

・そのままでもいいんですが、
 市販のものに近づけるために
 頑張って塗ってみました。
<ビーターを分解>

・ニスを乾かしている間に、ビーターを分解して
 今回作ったものを入れられるようにします。

<ヤスリをかける>

・8時間程放置後、もう1度ヤスリをかけます。
<ニスを塗る>

・2度目のニスを塗ります。。
<取り付けて完成>

・ニスが乾いたら取り付けて完成。


3.録音
フェルトビーターと木製ビーターをそれぞれ録音。


マイクはバスドラムの前に1本と、その少し前、耳の高さに1本。


3.周波数解析 (バスドラム前のマイクで録音した、バスドラム1発だけの波形です。)
フェルトビーター

木製ビーター

3.聴きくらべ!
波形を見た感じ大きな変化はあまり無さそうですが、どうでしょうか?
例によってブラインドテスト形式で聴き比べてみましょう。どちらが木製ビーターでしょうか?
バスドラム前のマイク 耳位置のマイク さぁ、AとBどちらのサウンドが
木製ビーターか分かりますか?
A (MP3) (MP3)
B (MP3) (MP3)
正解はこちら



【まとめ】
材質の違いによるサウンドの違い。
あったでしょうか?

・・・。
まぁ、その判断は聴いた人それぞれにして頂くとして、、。

自作することは可能だと思いますので、(工具一式が必要です。)
「金はないけど使ってみたい。」という方は是非。

*注意: 作業はあくまでもご自己責任でお願いします!万一トラブル・ケガが発生しても責任は負えません!



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